原因はなんだろう?
皆さんこんにちは、こんばんは。
今日は最初から具体的な体験からくる話をさせていただきますので、ご自分の心と身体と相談しながらご覧いただければと思います。
そして、最初の記事にも書きましたが、私は一人の患者としての体験や本などで読んだ記述を参考にして書いています。ですので、専門のカウンセリングの教育などは受けていません。
ですので、治療方針、治療方法などは病院の先生やカウンセラーの方と相談して行ってください。
では、
私がパニック障害を発症した時期(不安発作)は20歳ぐらいです。当時、職場の人達との関係が上手くいかず、イライラはしていましたが、それほど、憂鬱になるほどは悩んでいなかったと思います。どらくらいの時期からかは記憶にないですが、時折、発作が起きるようになっていきました。ただ、当時はパニック障害という病気も知らなかったし、しばらくすると発作が治まるので通勤していたのですが、だんだんと発作の頻度が多くなり、結果、退社いたしました。
発作が起きるタイミングは色々でした。電車で通っていたので、電車に乗っている時、仕事をしている最中などでした。仕事を辞めてからは、更に症状は悪化しました。
それまで大丈夫だった、バス、歯医者、美容室、スーパーのレジに並んでいる時、自宅にいる時でさえも発作が起きることが多々ありました。
そして、自分では「乗り物」「歯医者」などが原因と思っていました。しかし、これらはいわゆる二次的な結果なのです。
原因は職場の人間関係の悪化だったのです。
乗り物に乗ると発作が起きる→仕事に行けない。ではなかったのです。
「ああーそんな事か」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、原因を知るという事は非常な大切です。
いつも風邪をひいている子供に薬だけを与えていたとしましょう。治ってもすぐに風邪をひいてしまう。その子供を観察したらお風呂上りに、裸で走り回っていたとしたらどうでしょうか?
薬を与えるのも大事だと思いますが、原因である、「裸で走り回る」ことを止めさせないと治ることはないのではないでしょうか。
なぜ、こんな事を書いたかというと、不安症などの人達(私も含め)は無意識のうちの原因をすり替えてしまう人が多いそうです。
しかも、それは逃避や回避ではなく、本人もわからなくなる、理解していない、という方が多いそうです。
私の例でいえば、発作が起きる→仕事が出来ない。ではなく、人間関係を改善するために行動する事が必要だったと改めて思います。(もし~だったら~の過去の話なので結果どうなったかは証明できませんが)
人間関係の悩みなど、誰でも、どこの職場でもあるじゃないか?・・・・確かにそうです。しかし、こうした生活に支障が出る症状が身体に出るというのは、やはり「何処でもあるからー」と見逃してよい問題ではないと強く思います。
そして原因は人それぞれだと思います。人間関係が多いとしても、ひょっとしたら、経済的な問題かもしれない。恋人との関係かもしれない。もっとひょっとしたら、オンラインゲームのストレスかもしれないのです。それらが、自分の最大のストレスとなり、発作という形で表れているとしたら、やはり原因を知る、そして、病院などでちゃんと相談することが必要だと思います。
原因を知る、とは向き合わなければいけないので人によっては辛い事があるはずです。冒頭でも書きましたが、
そのような時は、迷わず専門家の方と相談しながら行っていただきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。