「あなたと私はライバルです」
「あなた」はある町で武器屋さんを経営しています。
お店の広さは20マス分。
品揃えは、「竹のやり」から「鋼の剣」まで販売している立派なお店。
歩くと体力が回復する「魔法の鎧」までも売っている。
品ぞろえは完璧です。
もう一つ、武器屋さんがあります。
お店の広さは10マス分。
品揃えは、「銅の剣」から「鉄の斧」のいわゆる「鉄シリーズ」を販売しています。
まあ、「あなた」のライバルです。
一方、私のお店は道具屋さん。
お店の広さは3マス分。横には動けません(ドンドンドン)っと。
(・_・;)。
品揃えは「薬草」「毒消し草」と何故か「こん棒」が置いてあるお茶目なお店。
まあ、売上なんぞたかが知れてます。
薬草一つ8円、一日平均10個。
宿屋が100円。
「マジで?」(-。-)。
売上の勝敗は決まっています・・正直な話。
「あなた」は負ける訳ない。
そんな中、町の町長さんが同じ町で商売をしているのだから「3人で食事でもしたらどうだい?」という、提案がありました。
勿論、
あなたの奢りで!!!。
( ̄▽ ̄)。
さて、そんな中、「鉄シリーズ」を販売している主人が言いました。
「俺だって環境が整っていたら「あなた」より上手く商売できるし、もっと良い仕入先を知っていたら「あなた」より良い物を売れる」っと。
「俺が「あなた」と同じ環境、品揃えなら「あなたなんかに」負けない」。
っと、乱暴な言葉で悪口ばかり言いました。
(-。-)。
一方、道具屋なのに何故か「こん棒」を販売しているお茶目な私はこんな提案をしました。
「取り合えず、鎖鎌と鎖かたびらが欲しいので、仕入先をご紹介いただけないでしょうか?」っと。
丁寧な言葉でお願いしました。
「あなた」は思うはず。
「こいつは何で道具屋なのに武器ばっかり欲しがるのか?」っと。
すると、私は静かに「あなた」に言いました。
「レベルを上げ、西にある町で「炎の剣」9800円と「水鏡の盾」14800円を買いに行くためです」っと。
そして、「どうしても欲しいのでね、ハッハッハ」っと。
( ̄∇ ̄;)。
さて、どうですか?。
「あなた」は「こいつは無謀だ、馬鹿な奴だ」と笑いますか?。
確かに、無謀で馬鹿かも知れません。
そして、その「目標」は叶わないかもしれません。
でも、その「前進しようとする志」が無くならないとしたらどうですか?。
さて、もう一度、「あなた」に質問します。
悪口ばかりを言っている人。
前進しようとする人。
「あなた」のライバルはどちら?。
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読んでくれてありがとう。
じゃねー。
(エッセイも更新しました)。