「君」よ、人間を愛せるか?」
●あの塀の上で怯えていた自分。
起きてもいない心配に心を奪われ不安になる。
あまりにも合理的ではない考えに馬鹿馬鹿しいと考えながらも思考が止まってしまう。
コンピューターは正確に答えを出すのだろう。
電話の声は本人の声ではなく、合成音声なのだそうだ。
でも、不思議と「その声」を聞くと安心するのは脳が勘違いしているのだろうか?。
やっぱり「人間」は合理的ではないのかな?。
そう・・・そう思う。
「よし、やろう」と思った事を先延ばしにしたり、挙句の果てにはすっかり「忘れてしまったり」。
時に無駄なことに心配し、時に感情的に怒り、青空をみて喜んだり、落ち葉を見て哀しんだり。
でも・・・それが・・・。
人間だろ?。
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夕方、何故かふと不安になりお風呂に入った後だけど、無性に散歩に行きたくなった。
目的は・・・「あの塀」まで。
腰を掛けるにはちょうど良い高さ。
何十年も前のことだけど、あの塀に腰掛け不安になっていた自分を思い出した。
・スタスタと速足で歩きだす。
歩きながら考える。
心配や不安、やるせない気持ち、やってられない気持ち、不満な気持ち、イライラな気持ち・・・色々ある。
色んなことがあるけれど、
「8月の今日までの日」
私達は忘れてはいけない。
今、私達が立っているのは人間達による力ということを忘れてはいけない。
時に「人を嫌いになる」ということはきっと誰しもあるでしょう。
私にも勿論、あります。
「人」という全員を好きになるのは無理。
「人」という全員と付き合うのも無理。
でも、結局「その人」ではない「誰か」に助けられたりする。
その人数は人によって違うのだろうけど。
そして、まずは一番近い・・・。
自分を愛そう。
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私やあなたが「誰か」に少しでも優しくしたらその「誰か」が「誰か」に少し優しくなれるかも。
どうだろう・・・難しいかもしれないけど。
逆で考えたらどうだろうか?。
私やあなたが「誰か」に嫌なことをされたら、どうなるだろう。
嫌な気分で「誰か」に八つ当たりをしてしまうかも知れない。
これって私も含め、誰でも経験があるはず。
大きなことではなくて良いと思う。
嫌いな人と無理に付き合う必要はない。
ただ、少し、頭の隅に置いておいてもいいのではないか?。
そんなことを感じた風が強い夕方だった。
では、今日も読んでくれてありがとう。
またねー。(ー。ー)。