「仮住まいでの生活」
(エッセイのブログを更新いたしました)。
避難所で生活したのは火災当日を含めると4日でした。
終わってみれば「たかが4日」でしたが、いつまでか分からなかったので「長い」というより「忙しかった」です。
先日のブログ「お金の問題」でも書きましたが、食事や布団の支給が終了するとの事でしたので、急いで電気、ガス、水道を仮住まいに繋げてもらう必要がありました。
しかし、なにより「ストーブ」の問題がありました。
ストーブが付かないと、どうにもなりません。
最初、私が問い合わせた業者は一番早くても2週間後位じゃないと設置できないとの事でした。
さて、大変、困りました。
直ぐに兄弟に連絡し事情を説明し他の業者を探してもらいました。
その日お風呂を借りに行った時、私の目の前で知り合いの業者の方に連絡してくれました。
すると、その業者さんも「明日来てくれる」との事でした。
迎えに来てもらったり、片付けを手伝ってもらったりと
何もかも私一人では到底出来ない事だらけです。
自分の無力を知った・・なんて卑屈な考えではなく、
もっと単純に、
純粋に感謝しました。
そして無事、翌日の午前中にはストーブが付きました。
私は神経質な部分があり、夜、寝る時、一人じゃないと寝れませんがストーブが付いたとはいえ、人が住んでいなかったのでとても冷えていました。
その為、何十年かぶりに親と布団を並べ一緒に寝ました。
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そして、こんな会話をしました。
「沢山の人達に助けてもらった」。
「今、自分達がこうしてストーブを付けながら布団で寝れるのはありがたい事」。
「宝くじには当たった事は無いけど、連続で一等に当選したような奇跡だ」と。
本当にありがとうございました。
そして、読んでくれてありがとう。
では、また後日。