「避難所での生活」
注意点がございます。
(避難所での生活は記録していた事ではなく、今、思い出して書いているので食い違いがあるかも知れません)。
火災当日の夜は殆んど眠れずに朝を迎えました。
翌日の朝は確かおにぎりとみそ汁が支給されたと思います。
(記憶が曖昧です)。
多分、私以外の方も考えた事でしょうけど「とにかく一度自宅に戻りたい」と思っていました。
服や薬など必要な物があるので。
しかし「安全が優先」という事で朝の時点ではいつ戻れるかは分からないとの事でした。
そして、確かお昼過ぎに「少しの時間なら物などを取りに戻って良いです」という話と「安全確認できたら2~3時間後自宅に帰れる」という話でした。
正直、ほっとしたのと気が抜けましたが心配した事がありました。
私はその時自分が感じた事を一緒に避難した親に言いました。
「正直、今日、帰れるという保証はないから必要な物はなるべく持ってきた方が良い」と。
私が住んでいた団地は入り口が二つありました。
(仮に入り口Aと入り口Bとします)。
一つの入り口に10世帯なので合計20世帯。
火災が起きたのは入り口Aの一部屋でした。
入り口Bの10世帯は水や煙などの被害はありませんでした。
私は入り口Aの世帯でした。
その後、話が変わり安全が約束出来ないので今日は戻れないとの話を聞きました。
流石に予想出来た事ではありませんでしたが、避難した私達は勿論、現場を見る警察や消防の人も「分からない事」があるはずです。
そして、先程の自分の心配が役に立ちました。
耳栓やアイマスク、タオル、爪切り、歯ブラシ、ティッシュなど大体の物は持ってきていました。そして、兄弟に連絡して、マスクと消毒用のアルコールをお願いしました。
特に消毒用のアルコールは他の方にも喜ばれました。
(忙しい中、買ってきてくれてありがとう)。
私は神経質で潔癖な性質があります。
特にこんな時に食中毒など起こしたら大変なのでドアノブやテーブルなどを消毒していました。(手伝いに来てくれて方に「神経質でしょ?」と突っ込まれました。
神経質そうな見た目だそうです(笑)。
手も中々綺麗に洗えないので他の方にも使って頂きました。
流石に避難する時にアルコールなどは思い付きませんが、こういう時こそ「キチンと手洗いなどする」事は大切だと思います。
ただでさえ気が弱くなっているのに身体まで弱くなると辛いと思います。
とりあえず避難生活1日目でした。