答えはいつも一つ?
皆さまこんにちは、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。
自分の事ほど良く見えない、などよく聞きますがある一つの不安に囚われていると本当にそうだなーと実感します。
「この答えしかない」と思って他が見えなくなり、結果何も出来なくなる・・・なんてよく私もあります。ある問題があって自分なりの答えがあると思いますが、その答えの「質」というか「中身」というものは決して一つや二つではないと思いますし、「数」もまた、複数あると私は思います。
同じパニック障害という疾患を患っている人・・・例えば私とあなたでは「電車が苦手」という同じ予期不安があったとしても、生活環境、仕事内容、患った年数など、私は医者ではないので詳しい事はわかりませんが、きっと「感じ方」が違うでしょうから、当然、対処の仕方も違うはず。
認知行動療法といっても感じ方が違うのだから、当然、やり方も違うでしょう。暴露療法から始める人もいれば、薬物療法を行いながら治療を進めていく人など、様々だと思います。(私は、薬物療法から始めました。)
冷静になって考えてみれば、「当たり前じゃないか」と思うでしょうが、視野が狭くなっている時には特に気付かない事が多いです。
この問題には「このやり方」それで駄目なら終了・・・など勝手に決めつけてしまって、それが良い効果が出ればいいですが、悪かった場合、他の可能性を自ら断ってします。「このやり方」が駄目でも「あっちのやり方」をやってみよう、それでも駄目なら「そっちのやり方」をやってみよう・・・などと色々やっていくうちに「100%の正解」などというものではなくても、自分なりの「正解に近い答え」みないなものが見えてくるかもしれない、と思っています。
こういった症状はなかなか、「治った、終了!!」とはいかず、何年も悩んだりする事のほうが多いと思いますので、上手くいかないときも諦めないで進んでいこうと思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでもあなたの気が楽になれば嬉しく思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。