練習してみよう。
皆さまこんにちは、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。
いかがお過ごしですか?そこそこでも元気であれば嬉しく思います。
9月に入り少し日が暮れるのが早く感じています。
夜になると不安感が増す・・・という方が多いと聞きますし、私自身もそうです。詳しくはないのですが「冬季うつ病」というのがあるそうで、冬になると、うつ症状が出る方がいらっしゃるという事を読んだ事があります。
日照時間が関係しているらしいです。太陽の光と電気の光では科学的にもきっと、全然違うのでしょうが、共通点として「明るさ」があると私は思います。
「停電」というのは滅多になく、年に数回あるくらいかと思います。しかし、不安発作が毎日のように起きていたころは、その「停電」というのがとても怖くてうろたえていました。特に、台風情報を聞くと予期不安でとても不安になった記憶があります。
そこで私は「練習」をしました。自分の体調が悪くないときに、例えば明日、22時から「停電」すると仮定して、電気などを全て消してしまいます。そして電気も付けないようにして夜を過ごします。勿論途中で不安感が強くなれば付けますが基本は電気を付けない姿勢です。(停電の練習なので)
すると自然と準備をします。物理的な準備、懐中電灯、乾電池等は勿論、心の準備もします。実際は突然なるので不安はありますし、私個人の意見になりますが、不安感がかなり小さくなります。以前の記事で書いた「一旦受け入れる」を実行する事で0にはならなくても安心感もでてきます。
不安というのは本人にとってとても辛いものです。不安や心配ばかりでは人生は何も出来ない。それはわかっているのに身体が動かない。
でも不安があるから、準備ができる。とも考えられると思います。
上記の「停電」についても、元を辿れば「不安」だから。その不安を少しでも無くすため「練習」をする。その結果、備える事が出来る。
私達の症状、いわゆる「パニック発作」の時間は30分もすれば落ち着くとわかっていても、その時間があまりに苦痛であるため、また起きるかもしれないという「予期不安」で頭がいっぱいになります。他人から見たら馬鹿らしいことでしょう。
だけど、この心配性が時には「武器」になります。
どんな人でも停電になり、それがいつまで続くか分からない・・・・となれば誰だって不安、心配になるはずです。
普段、当たり前が揃っている時には、分からない事があります。
私自身、だんだんと不安発作の回数が少なくなってきてそれに伴い、予期不安も感じない日々が多くなってくると、今までの「当たり前」に感謝できるようになってきました。
毎日のように不安発作と予期不安で悩んでいる時には、そんな感謝なんて出来ませんでした。不安で生活がままならなくなる・・・というのはとても辛い事。
それは少しづつでも、改善していくべきだと思います。
だけど、心配性というのは悪い事ばかりではないはず。
笑われたり、馬鹿にされたりする事もあります。それも年齢のせいなのか段々と気にしなくなってきました。別にいい・・・その人が自分と同じになった時、どう思うかなんて、考えてもわかりません。
あなたが若い年齢・・・学生さんだったり、社会人になったばかりの方、もしくは年齢は中高年でも症状が出てまだ、日が経っておらず悩んでいる方々。確かに私はお医者さんでもカウンセラーでもないから、上手く伝えられず、もどかしい箇所もあります。
こんな情けない思いをするのは自分だけなのではないか・・・と落ち込む日もありますが、
あなたは一人ではない。
必ず相談に乗ってくれる人や病院。ひょっとしたら、本だったり、音楽だったり、ゲームだったり、・・・自分の拠り所があります。
落ち込む日はあっても、諦めて投げ出さないでください。
今この時、今日、明日。少しでもあなたの気が楽になれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。